正直な話、初めて矯正アイロンで施術した時は誰がやってもストレートになると思いました。
矯正のアイロンが発売になる前は、床屋のアイパーをかける細くて地肌に触れると火傷する
アイロンを使って、矯正かけてました。（矯正用のアイロンより難しいです。）
矯正をやればやるほど専用のアイロンでも難しく感じます。施術する人によって質感は異なると
自分は思います。
10年前は矯正をかけて、専用のトリートメントをするとサラサラで感動しましたが質感がペタとしって
針金のようにまっすぐで自然に髪が動くという質感がなく悩んだのと、ホワイトメッシュをいれてから
矯正かけるとホワイトメッシュがボロボロで悩みました。
そんな時にトリートメント（薬剤に混ぜるタイプ）のメーカーから営業の電話があり（ビダン1998年3月号
に載ったのを見て電話くれたみたいです。）薬剤を塗布後、ホワイトメッシュにトリートメントを塗布
したら、ボロボロにならなかったので縮毛協製剤も、このメーカの薬剤を使用したらビックリ、今までは
1剤を水洗する時に髪がツッパッテぎしぎしなのにこのメーカーの薬剤はシャンプーを流すように
さらさら水洗できて、アイロンかける前もさらさら、なぜ？と思い、調べてみました。
縮毛矯正の薬はアルカリでキューティクルを開き薬剤を浸透させます。当店で使用している薬剤は
中性に近い弱アルカリだったのです。その違いが1剤を水洗するときにぎしぎしかさらさらかの違いだと
思います。アルカリの強い薬剤を使用していたときに専用のトリートメントをするとサラサラで感動した
のは、トリートメントにアルカリ消去剤が混入してありアルカリをとるからみたいです。（メーカーに
直接質問しましたらYesの返答でした。）
アイロンのかけ方を自然にカーブさせたり、新生毛とカラーしてある部分と異なる薬を塗布したり
前処理剤を髪質によってかえたり、アイロンの温度を髪の傷みによって異なる温度でかけたり
していますが、薬液処理して熱処理しますので傷む場合もあります。当店では、もし傷んだ場合は
トリートメントを何度でも無料で施術させていただきます。私の髪が傷んでたのが悪いので気にしないで
と言ってくれるお客様もいらっしゃいますが、もし次も当店でかけさせていただけるのでしたらトリートメント
して傷んでない髪にかけたほうが、かけ易いので我慢しないでください。
傷んだ髪は切らないと無理と思っているあなた、治しますのでぜひ相談してください。
当店では過去に髪が傷んで切れてエクステンションを付けにおみえになったお客様の髪を切らずに
修復いたしました。
そのお客様は、黒染めして黒が嫌でハイブリーチしてボリュームを落したくて矯正の薬を自分で塗布
して書いてあった時間20分自然放置したそうです。その結果薬剤を塗布しだした部分の髪が1番傷んでたので
その部分から、切れて短くなってました。
髪を濡らすとゴムのようにのびて、ドライヤーで乾かすのに1時間はかかるような状態です。
週に5〜6回（ほぼ毎日）トリートメント（無料）に来店していただきました。無料ではちょっと！と感じて来てくれ
なかったので、私はあなたの髪を善意でトリートメントをしてるのではなく、矯正かけて（ボリュームをおとすのと
チリチリを治す為）、エクステを付ける為自分が仕事をするためにトリートメントをしてるだけだから気にしないで
来店してください。（トリートメントは買って頂いてお店に保管して使用しようと思いましたが、問屋さんに
相談したら2つのタイプのトリートメントを貰ったのでこの時はトリートメントの材料代もかかりませんでした。）
1ヶ月後に矯正をかけてエクステを付けて、お客様の髪は切らずにすみました。
ぜひ、傷んで悩んでる方は1度当店のトリートメントを試してください。
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左の写真はエクステに1剤にコラーゲンなど混ぜたり水を混ぜたり 2剤に水を混ぜたり、アイロンの温度を変えて実験した毛束です。 |
